クラフトビール今回の1本はこれ!
株式会社 箕面ビール
「PILSNER ピルスナー」
一口飲むと若草のような若々しいほろ苦さがあり、そよ風のような爽やかさを感じます。
じっくり味わうと苦味や酸味よりも旨味が強く出てきます。
さすが世界のビール好きに人気の味わいですね。
ビール初心者から、通の皆さまも楽しく飲める1本。
愛好家も嬉しい価格なので、毎日飲みたいビールなんです。
箕面ビールを一言で表現すると「素敵」です。
味も、造ってる人達も、環境も全てが素敵です。
毎年のように開かれる箕面ビール感謝祭(たくさんの箕面ビールが
生樽で飲めるイベントです)に来るファンの笑顔まで素敵だったな〜。
箕面ビールって?
大阪府の北部にある箕面市に醸造所があります。
誰からも愛された初代社長の大下正司の情熱から生まれました。
豊かな自然が育む環境のもと、非熱処理で無ろ過の酵母が生きるビールを造っています。
これまで数々の世界コンクールで金賞を受賞するなど国内外から評価も高く人気です。
2024年5月に開催されたビールの世界大会(オリンピックとも呼ばれている)World Beer Cupにて
箕面ビールのピルスナーが、ボヘミアンスタイル ピルスナー部門にて「銅賞受賞」しました!
ビールの世界大会で賞を受ける日本のビールは近年増えていますが、海外では本場意識のプライドが強いのか
王道のビール部門で日本ビールが受賞することは珍しく快挙と言ってもいい出来事でした。
箕面ビールは、モルトとホップ、アロマ、どれかが突出しているのではなく、常に風味全体のバランスを重視し
1杯でなく2杯、3杯と飲んでもらえるビール造りを心掛けているそうです。
ローカルビールって呼ばれたいんです。
また、箕面ビールの特徴とも言えるのがその種類の多さです。
素材の良さを引き出すために同じタイプでも、実にさまざまなビールを造っています。
ビール好きなら誰もが見たことのある「おさるラベル」。箕面山付近にニホンザルが
生息していることから付けられたラベルですが、これも種類が多くそれぞれに熱狂的なファンがいます。
さらに箕面ビールは瓶ビール。繊細な味をキープするのに最適な入れ物ですが
破損の危険があったり重量が大きいので長距離の輸送に適していません。
瓶にこだわるのは地元に根差してまずは地元の方に愛されるビール屋でありたいという思いから。
今は地ビールからクラフトビールと呼ばれるようになりましたが
箕面ビールでは「ローカルビール」と呼称しています。
●写真は左からSTOUTスタウト、国産桃ヴァイツェン、猿山鹿男
「人の手によって大切につくられたローカルビールにしか出せないおいしさを、
これからも皆様の元へお届けしていきたいと考えています。
だからこそ、特別なビールではなく、毎日味わいたくなるデイリーなローカルビールを目指して。
ここ箕面から、こころを込めて、ビール作りに励んでいきます。」箕面ビール
●箕面ビールの詳しい情報は、こちらをご覧ください。
箕面ビール応援団のコメント
樋口貴之 (樋口酒店 代表取締役)
1997年の箕面ビール創業の最初からお付き合いが始まった酒販店。
店頭には箕面ビールの生樽サーバーがあり、飲むことが出来ます。
「初代社長の大下正司さんはバイタリティがある人でイベントがあれば地方にも
自ら出かけて行って宣伝するような人でした。」と話してくれた三代目店主は
地元のファンが箕面ビールをまとめ買いしないように、「人気のビールは
ちょっとずつ店頭に出すんですよ」と教えてくれました。
実は四代目を継ぐ予定の息子さんは現在、箕面ビールのブルワーをしています。
親子そろっての箕面ビール応援団。「これからも長いお付き合いをしていきたいです」と語った店主は
ブルワー兼4代目の誕生をひそかに待っています。お近くに行った時はぜひお立ち寄りください。
箕面ビールの話を、気さくに話してくれます。
●(有)樋口酒店 創業70年以上。箕面駅から箕面大滝に行くまでの参道にある酒販店。
箕面ビールと日本酒の「秋鹿」の特約店です。定休日は火曜日と第1・第3の水曜日。
〒562-0001 大阪府箕面市箕面1-1−37 電話 072-721-3112
「PILSNER ピルスナー」を美味しく飲むペアリング レシピ!
阿部一将(居酒屋料理研究家)
とん平焼き風 春巻き
箕面ビールの 醸造所は大阪の中心から電車で40分くらいの場所にあります。
ピルスナーといえばビールの王道です。合わせるおつまみも大阪王道の味でいかがでしょうか?
●材料(1人前)
豚こま切れ 20g
キャベツ 30g
卵 1個
春巻きの皮 1枚
サラダ油 10g(約大さじ1)
水溶き小麦粉(水・小さじ1、小麦粉・小さじ1を混ぜてドロドロにする)
[キャベツ用のたれ]
中濃ソース 小さじ1
ケチャップ 小さじ1
マヨネーズ 小さじ1
●作り方
1. とき卵をフライパンに入れて固まってきたら、菜箸などで手早く混ぜて
スクランブルエッグを作ります。
2. キャベツを粗みじん切りにして合わせダレとよく混ぜる。
3. 春巻きの皮を敷き、上の辺に水溶き小麦粉を塗り、下の辺に具材を
手前から豚バラ、味付けしたキャベツ、スクランブルエッグの順番で並べ巻きます。
※巻き方はこちらをご覧ください。
4. サラダ油を熱したフライパンで、接着面を下にして焼きます。
中火で片面2分、ひっくり返して2分。もう一回ひっくり返して2分。合計6分焼いてください。
5. 半分に切って、盛り付ければ出来上がり。
(注意)
キャベツは、スーパーやコンビニで売っているカット野菜を使うとより簡単です。
食感を気にしないなら千切りキャベツでも大丈夫。
スクランブルエッグも市販の卵焼きで代用してもOK!
焦げないように火加減は注意してください。生肉を使っているので、しっかり焼いてね。
たっぷりの油を使えるなら、きつね色に揚げるとより美味しく出来ます。油ハネには注意してください。
●解説
とん平焼きとは、関西地方の鉄板焼き屋さんの名物料理です。
多くは豚肉とキャベツを卵で包みますが、その形状味付けはお店によって違います。
それがまた面白いところなのです。 その、とん平焼きを春巻きにアレンジしてみました。
*アレルギーのある方は材料に注意してお造りください。また、材料は人数分用意してください。
箕面ビールが目指す未来を聞いてみました。
27年が経ち、創業当時よりも箕面ビールをめがけて足を運んでくださる方が増え、直営店のWAREHOUSEには
国内外から沢山のお客様にお越しいただいています。
「箕面といえば箕面ビール!」と言っていただけるように、さらにビールの品質向上、また箕面ビールにしかないテイストを
醸せるように、美味しさと楽しさを発信できるように進化したいと思います。
代表取締役・工場長 大下香緒里
箕面ビールが飲みたい!
直営店 WAREHOUSE
どこよりも出来立て新鮮な箕面ビールを味わえる直営店
本社併設の直営店(ボトルショップ&パブ) 工場より徒歩1分。出来立ての箕面ビールを味わえる事は もちろん、
ビールに合ったフードメニューも充実。箕面で栽培された柚子を使ったソーセージや、珍しいもみじの天ぷら、
ボトルビールや、オリジナルグッズの販売も行っております。
大阪府箕面市牧落3-14-18 ●店舗の情報はこちらをご覧ください。