作・千葉麻里絵  絵・目白花子
第035話 │ 2018.12.18 (Tue)

教えて麻里絵さん 拡大版 その8

単行本「日本酒に恋して」好評発売中! よろしくお願いします。

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●教えて麻里絵さん 拡大版

 
 

◎オススメのお酒

 

「水府自慢10号 純米大吟醸生酒」

醸造元/明利酒類株式会社(茨城県)

 

10号酵母(明利小川酵母)発祥の地で造られた無濾過原酒です。

フレッシュなしぼりたて感がピチピチとあり、複雑な味の花火が

口の中で厚みのある旨味として広がるような感覚です。

香りも立つので、洋食に合わせたりすると楽しさが倍増しそう。

 

麻里絵ポイント●10のロゴが可愛く、インパクト大のお酒。

焼きたてのクリームパンのような優しい甘い香りで、飲む前から〝きゅん〟と心を

くすぐります。一口飲んでみると房からぷちぷち千切って、皮を食べないようにチュルっと食べた

小粒の葡萄のような味わい。デラウェアだったかしら…。小さい中に甘さ酸っぱさ香りがあり

何だか美味しい。あの心地よい食べづらさも魅力的だった。せっせと飲みたい、食べたいと思う

子供の頃の懐かしい感覚を呼び覚ます愛おしいお酒です。

 
 

◎オススメの飲食店

「TANASUKE by BI酒TROHANPO」

 

中目黒駅から6分ほどの日本酒が充実した洋風居酒屋です。

以前は大井町線の等々力に店を構えていましたが、2年半前に移転。

現在は地元で人気のお店になっています。日本酒のラインナップが素晴らしく初心者が好むものも多数あり、

人気のお酒からマニアックなものまでバランスよくとり揃えています。

天井が高く広々とした内装は居心地が良く、明るい笑顔で切り盛りする

棚澤ご夫妻を見ているだけでお酒がすすみます。

   

棚澤ご夫妻

麻里絵ポイント●大事な友人と、または1人で特別な時間を過ごしたい時に行きたい内緒のお店です。

内装からして可愛らしくアットホームな店内。インテリアや色使いもツボです。

ご夫妻のホッコリした雰囲気が店内を温かくしています。そこに光るのは店主、祐介さんのお料理。

洋食がメインで何を食べても「ちょうどいい」美味しさがズルくて、日本酒と合います。ワインも置いてあるので

交互に楽しめるのも魅力です。気持ち良くほっといてくれる接客と、料理の手間や日本酒のこだわりを語らずに

提案している抜け感が「まだ食べたい・まだここにいたい」と思う余韻として沸き上がります。

今の日本酒の未来を感じるお店だと思います。

   

●TANASUKE

〒153-0051 東京都目黒区上目黒2−43−2 Dear court中目黒1階

電話:03-6452-2442

営業時間:平日17:30~23:00最終入店(LO23:30)、土日祝17:00~(LO22:00)

詳しくはこちら。

 

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