●教えて麻里絵さん
「どぶろく・水もと仕込み」
醸造元/民宿とおの(岩手県)
「水もと」と呼ばれる酒母造りの方法で造られ
天然の住み付き酵母と、自然の乳酸菌を活かした
よりナチュラルなどぶろくです。醸造米は、無農薬・
自家栽培で育てられた「遠野1号」。
自然で爽やかな酸味と、アルコール感が魅力です。
詳しくはこちらをご覧ください。
●麻里絵さんのワンポイント
水もとの酸味と米つぶが持ってる甘みがポイントごとに
感じられて、ガス感と絶妙なバランスでマッチした新しく
カジュアルな感じで飲めるお酒です。
「上喜元 純米吟醸 雄町」
醸造元/酒田酒造株式会社(山形県)
雄町米の特徴が生かされたふくみがあり、柔らかな
味わいです。香りは控えめで旨味を多く感じ、酸味も
ほどよく、なによりフレッシュな印象がのこります。
●麻里絵さんのワンポイント
熟成の凄さを気づかせてもらった最初の原点になる
お酒が上喜元さんです。どれもきれいで搾りたての
ような美味しいお酒が、熟成しても凄いんです。
※上喜元は熟成酒の販売はしておりません。
「やわらぎ水」
お酒を飲む時に一緒にのむ水のこと。
だいたいお酒と同じくらいの量の水を飲むと、体に負担がかからず良いと言われています。
二日酔いや、急に酔うことを予防したり、口の中をリフレッシュしてくれます。
日本酒を楽しく飲むために「やわらぎ水」は飲みましょう。
「氷温庫」
通常の冷蔵庫は温度が3〜10℃とされていて。だいたい冷凍庫はー18℃以下になります。
それに対して氷温庫は−2℃前後になります。これは食品の鮮度を保つのに
最適とされている温度帯ですが、水分を多く含む食品は凍るため、保存する食材は
選ばなければいけません。菌は10℃あたりで増殖が遅くなりマイナス15℃あたりで
繁殖が止まると言われています。
日本酒がゆっくりと鮮度を保ったまま綺麗に熟成が進む温度になっています。