作・千葉麻里絵  絵・目白花子
第033話 │ 2018.11.16 (Fri)

教えて麻里絵さん 拡大版 その6

単行本「日本酒に恋して」好評発売中! よろしくお願いします。

詳しくはこちら。

           

●教えて麻里絵さん 拡大版

 
 

◎オススメのお酒

 

「あづまみね 無濾過中取り 純米吟醸生原酒」

醸造元/合名会社 吾妻嶺酒造店(岩手県)

 

やや低アルのお酒で飲みやすく軽く感じますが、味は幅広く甘味・辛味・酸味・

旨味・苦味が順番にサラサラと追いかけてきます。淡麗寄りに感じる面も

ありますが食事に合わせると底力を感じます。

 

麻里絵ポイント●このお酒を飲むと、キリリとしていて、わんぱくで、つんけんした香りに

懐かしさを感じます。口に含んだときのお米の甘味からくるジューシーな

飲みごたえに自然と笑みがこぼれます。お水の柔らかな感触がイヤに

心地良いのは、私の故郷のお酒だからでしょうか? 小さな蔵なので出会う

ことは少ないかもしれませんが、機会があればぜひ飲んでいただきたいです。

 
 

◎オススメの飲食店

 

「青二才」

 

「青二才」は都内に4店舗ある人気の飲食店です。

その中でも中野店と神保町店は日本酒が特に楽しめるお店。こちらは初心者に優しく、

色んなお酒が飲みやすいのが特徴です。お酒は3勺(しゃく)から1.5合まで4種類の量が選べて、

各量ごとにどのお酒を選んでも料金は同じです。(3勺 440円、5勺 630円、8勺 920円、

1.5合 1620円)少量の試し飲みで、お気に入りをさがすのも一興です。

お酒は約30種類が毎日少しずつ変わります。お店のメインディスプレイになってるお酒は

半年に1回変わり、このお酒は半年間いつでも飲めます。現在は高知県のアリサワ酒造「文佳人」です。

 

日本酒業界で有名な代表の小椋氏が店頭にいるときは気軽にお声掛けください。

きっと優しい笑顔で楽しい気分を分けてくれます。(笑)

ここは「お店が開くのが待ちきれない」そんな気持ちになるお店です。

※勺は合の下の単位で10勺で1合です。
 

●麻里絵さんのワンポイント

日本酒の入り口になり、理屈抜きでただ楽しめるお店です。

お酒とはひとりでしっぽり飲むのも良いけれど、仲間や友達、酒場で知り合った人と

ワイワイやるのも楽しい。あれ? ふと気づいたら日本酒をこんなに楽しんで飲んでいた…。

それは社長の道太さんのDNAを引き継いだスタッフみなさんの、飲食店の根幹にある

「お客様に楽しんでもらうこと」をまっすぐに伝えているお店だからだと思います。

いつも凄いなぁと尊敬してしまうのは、日本酒専門店で日本酒を楽しむ感覚ではなく、ビールも

ワインもあって、なんならテキーラもあるのに気付いたら日本酒を飲んでたりすること。

道太さんとはたまに飲む仲間なんですが、アホみたいな顔をしていつも「日本酒って楽しいよな〜」って

ニコニコしながら飲んでます。道太さんが取り組んでいる、日本酒未体験者に飲んでもらうことって

難しいことですが、意外とシンプルなのかもしれないですね。久々にまた行きたくなりました。

数人で楽しく飲むときにオススメのお店です。料理も美味しいです。

 

代表 小椋道太

●青二才 神保町店

〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3−22 テラススクエア1階

電話:03-5244-5244

営業時間:11:30~14:30(LO14:00)、17:00~23:30(LO23:00)

日・祝定休

 

2021年3月末 閉店いたします。

 

★『青二才』グループは引き続き中野で営業中です。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

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