作・千葉麻里絵  絵・目白花子
第048話 │ 2019.7.5 (金)

教えて麻里絵さん 拡大版 その18

単行本「日本酒に恋して」好評発売中! よろしくお願いします。

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●教えて麻里絵さん 拡大版


 

◎オススメのお酒

 

「純米酒るみ子の酒 6号酵母」

醸造元/合名会社 森喜酒造場(三重県)

 

有名な漫画キャラのラベルでご存知の方も多い人気のお蔵です。

冷酒で飲むとスッキリとした辛口の美味しいお酒ですが、常温で飲むと

ファーストアタックに強い渋味のようなものを感じ、続いて舌に広がる淡い甘味。最後に

喉の奥に辛味を感じる面白い酒に表情を変えます。お燗は試していませんが楽しみな酒です。

  

麻里絵ポイント●

6号酵母を使用したこのお酒の香りは、クリーミーでまろやかながら少しハーバルなナッツのような

爽やかな瑞々しい香り。口に含むと少しオイリーな気持ち良さが口どけで感じられます。

くしゃっとした柔らかな口どけは常温で心地よく、燗酒にするとよりなめらかに仕上がります。蔵元のるみ子さんの

気さくで、飲み手を包み込んでくれるような包容力がこのお酒に表現されています。噛めば噛むほど良さが出てくる…

そんな精神がお酒に宿っています。肩の力を抜いて大好きな人と気軽に飲みたいお酒です。

    
 

◎オススメの飲食店

  

 「八重洲 鰻はし本」

 

JR東京駅または地下鉄の日本橋駅からそれぞれ5分ほど。

路地裏にある昭和の趣きが残る日本家屋が、今回紹介する日本酒が美味しく飲めるお店になります。

70年以上この地で営業を続ける老舗の鰻屋さんです。江戸前のマナーに、お新香をつまみながら

日本酒を飲んで料理を待つというのがあり、そのクラシックな楽しみを体験できるように

唎酒師の資格も持つ四代目が日本酒を揃えています。川魚特有の香り、味わいにフィットする

飲み疲れしないお酒を燗で飲むのが醍醐味です。

 
■杉錦(常温)、骨せんべい、有機野菜のお漬もの、信州佐久の鯉あらい

鰻を待つ間、何を食べて何を食べないか考えながら店に向かうのが江戸の粋。

好きなものをなんでも頼んでは、鰻の前に腹が膨れてしまいます。

美味しいものが食べたければ大人なんだから、ボーっと生きていてはダメということです。

日本酒を飲みながら鰻を待つ間の、我慢をお楽しみください。

  
四代目 橋本正平

麻里絵ポイント●

鰻とお客様への愛がふんだんに詰まっているお店。心のこもった丁寧な仕事をされた鰻を

食べに行くのも目的ですが、私は店主の橋本さんの話を聞きたくて会いに行ってます。

 

常に勉強、そしてチャレンジの精神。日本酒の揃えもセンス抜群。鰻を受けとめる脇役として

日本酒を大事にされています。うな重がくるまでに鰻肝と日本酒で舌鼓しながら過ごす時間が

なんとも言えない幸せです。うな重は適度なふわふわ感。柔らかさの中に時折見せるねっとり感と

エロチックな脂がたまらないんです。お米の支え方もまたいい具合。

東京のど真ん中の老舗でずっと受け継がれてきたものをまた繋いでいくために、本質は変わらないであり続け

進化していく鰻屋さんです。鰻は食べたいときに食べるのが一番美味しいと毎回思うのでした。

  
■この日の鰻は鹿児島県の泰斗商店 横山さんの鰻

●八重洲 鰻はし本

〒103-0028 東京都中央区八重洲1−5−10

電話:03-3271-8888

営業時間 月〜金〈ランチ〉11:00~13:30 、〈ディナー〉 17:00~22:00 ※LO20:30

土のみ11:30〜14:00

日曜祝日定休 ※土用の丑の日はお休みです。

ディナータイムの個室以外は全席禁煙です。

詳しくはこちら。

  

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